消防設備士について

消防設備士を必要とする施設

 劇場、デパート、ホテルなどの建物は、その用途、規模、収容人員に応じて屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備等又は特殊消防用設備等の設置が法律により義務づけられており、それらの工事、整備等を行うには、消防設備士の資格が必要です。

消防設備士を必要とする施設

消防設備士の業務

 甲種消防設備士は、消防用設備等又は特殊消防用設備等(特類の資格者のみ)の工事、整備、点検ができ、乙種消防設備士は消防用設備等の整備、点検を行うことができます。工事、整備、点検のできる消防用設備等は、免状に記載されている種類になります。

消防設備士の業務

消防設備士の受講義務

消防設備士は、消防用設備等又は特殊消防用設備等の工事、整備に関する新しい知識、技能の習得のため、定められた期間内ごとに都道府県知事が行う講習を受けなければなりません。

消防設備士の受講義務

資格取得者の声

滋賀県 Y.Nさん(高校生)

甲種消防設備士試験への挑戦

 私は危険物の資格を持っており、危険物を扱うなら 消防設備に関することを知っておいた方がより安全に 注意して取り扱うことができ、また、日常生活や就職 先でも役に立つ時があると思い消防設備士甲種4類を 受けようと思いました。

試験の攻略

 私は最初に消防設備士の参考書を読んで、どんなこ とが書いてあるのかを確かめて、それから問題集をや り始めました。私は、一問ずつ答え合わせしてわから ないところは参考書を見ながら、問題集を何回もやり ました。担任の先生に放課後、補習をしてもらい、一 人ではわからなかった問題もわかるようになりまし た。私はいつもこの方法で資格試験に挑んでいます。 勉強は自分に合った方法を見つけてやるのが一番だと 思います。

甲種取得の道のり

 私は2年生の時に電気工事士の資格を取得していた ので消防設備士甲種の受験資格はありました。受験勉 強を始めてみると、部活動で帰りが遅くなったりして 勉強する時間を作るのが大変でした。そのため、学校 の休み時間などを利用して効率よく勉強できるように 心がけていました。また、外出先でもいろんな所に消 防設備があるので実際の物を見て勉強するようにもし ていました。

消防設備士を勉強して得たもの

 消防設備は、火災などが発生した時に少しでも早く 避難、消火するためのものです。それを設置・点検で きる消防設備士の資格を取得したことによって、人の 命を守ることの大切さを知りました。さらに、努力を したらその成果が結果として付いてくることも実感し ました。

閉じる
電子申請インターネットによる受験申請はこちらから