よくある質問

(資格の必要性等について)

Q1トルエン等を含む接着剤を使う仕事をしています。危険物取扱者免状が必要ですか。

 トルエンは第4類の危険物なので、法で定める指定数量以上を貯蔵し又は取扱う施設(製造所等)において使用する場合には危険物取扱者免状が必要です。
 指定数量については、危険物の規制に関する政令第1条の11に規定されていますが、詳細については、消防機関にお問い合わせください。
 なお、危険物は、取扱いを間違えると、火災・爆発事故等の恐れがあるので、事故の未然防止、適正管理を図るためには、危険物取扱者免状保有者の配置が望まれます。このため、当センターでは、取り扱う数量の多少にかかわらず危険物を取り扱う事業所等の従業員の方には免状の取得をおすすめしています。

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Q2甲種危険物取扱者免状と乙種免状の全類を取得した場合の資格の違いは何ですか。

 乙種全類の免状取得者は、甲種免状取得者と同様に、すべての危険物を取り扱うことができますが、危険物保安監督者の資格要件に違いがあります。したがって、乙種の全類を取得しても甲種に切り替わることはなく、甲種は別に受験しないと免状取得できません。

(甲種危険物取扱者試験の受験資格について)

Q3○○大学○○学科は、甲種危険物取扱者の受験資格である「化学に関する学科又は課程」に該当しますか。

 受験案内及び当センターホームページにある「化学に関する学科又は課程の例」を参照し、当該例に合致すれば、受験資格として認められます。
 詳細につきましては、受験を予定している都道府県の当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)にお問い合わせください。

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Q4○○大学○○学科で履修した○○学は、甲種危険物取扱者の受験資格である「大学等において修得する化学に関する授業科目(合計15単位以上)」に相当しますか。

 受験案内及び当センターのホームページにある「化学に関する授業科目例」を参照し、当該例に合致すれば、「化学に関する授業科目」として認められます。
 また、「化学に関する授業科目」については、大学等から化学に関する授業科目であることが証明(単位修得証明書等)されれば、単位として認められます。
 詳細につきましては、受験を予定している都道府県の当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)にお問い合わせください。

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Q5甲種危険物取扱者の受験資格で大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得したことを証明する「単位修得証明書」は、どのような様式になりますか。

 大学等に下記の様式(例)で化学に関する授業科目(合計15単位以上)を修得したことを証明していただき、危険物取扱者試験受験願書に添付していただければ、甲種危険物取扱者の受験資格を得ることが出来ます。なお、証明書発行までに時間を要する場合があるようですので、余裕をもって大学等へ申請されますようお願いします。

            【単位修得証明書】

Q6外国の大学で化学の課程を修了した者です。甲種危険物取扱者の受験資格はありますか。

 外国の大学において化学に関する学科又は課程を修めて卒業した方も甲種危険物取扱者の受験資格があります。 関連ページ ・・・ [1]
 証明書類が外国語の場合は、日本語訳を添付してください。 

Q7乙種危険物取扱者第4類の免状を取得後、ガソリンスタンドで危険物の取扱い業務に2年2か月間従事しています。甲種危険物取扱者の受験資格はありますか。

 乙種の免状交付を受けた後、ガソリンスタントをはじめ、製造所等において2年以上の危険物取扱いの実務経験を有する方は甲種危険物取扱者の受験資格があります。
 なお、実務経験とは、消防法令で定められた製造所等での危険物の取扱いに係る経験を言います。 関連ページ ・・・ [1]

Q8製造所等で2年を経過せずに、別の製造所等で勤めた場合は、全ての期間を実務経験として合算していいですか。

 個々の製造所等での実務経験について証明が取れれば、合算することができます。 関連ページ ・・・ [1]

Q9甲種危険物取扱者の受験資格証明書として卒業証書の写しを添付したいのですが、結婚したため姓が変わっています。どうしたらよいでしょうか。

 戸籍抄本等、お名前が変わったことを証明できる書類(申請すれば発行される証明書については原本)を添付してください。

Q10複数の乙種危険物取扱者免状を取得していますが、甲種危険物取扱者受験資格はありますか。

 2年以上の実務経験のない方であっても、次の4種類以上の乙種危険物取扱者の免状を有する方は、甲種危険物取扱者の受験資格があります。
(1)第1類又は第6類のうちの1種類、(2)第2類又は第4類のうちの1種類、(3)第3類、(4)第5類 関連ページ ・・・ [1]

(試験科目の免除について)

Q11乙種第4類の免状を持っています。乙種第4類以外を受験する際には、試験科目の免除措置はありますか。また、その場合の試験時間はどうなりますか。

 既に乙種免状を一つの類でも取得している方が、他の類を受験する場合は、試験科目のうち「危険物に関する法令」及び「基礎的な物理学及び基礎的な化学」が免除され、「危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法」のみの受験となります。この場合、解答問題数は10問で試験時間は35分です。 関連ページ ・・・ [1]

Q12乙種危険物取扱者の試験に合格したが、まだ免状の交付を受けていません。乙種の他の類の受験を予定していますが、試験科目の免除は受けられますか。

 乙種危険物取扱者の資格は、免状の交付を受けなければ取得したことになりません。したがって、試験に合格しても、次回試験の受験願書提出時までに免状を交付されていなければ、試験科目の免除を受けることができません。 関連ページ ・・・ [1]

Q13東京都で乙種危険物取扱者免状を取得したが、他県で乙種の他の類を受験する場合、試験科目の免除を受けることができますか。

 免状は全国共通です。したがって、免状交付を受けた都道府県と異なる都道府県で受験されても、試験科目のうち「危険物に関する法令」及び「基礎的な物理学及び基礎的な化学」が受験免除となります。

Q14甲種危険物取扱者試験の際に、試験科目の免除はありますか。

 ありません。

(複数受験について)

Q15複数の類を同時に受験したいのですが、可能でしょうか。

 同時に複数類の受験が可能ですが、支部により異なりますので、詳細については、当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)にお問い合わせください。
  なお、電子申請では複数受験の申込みはできません。書面による受験申請を行ってください。

(受験者の範囲について)

Q16危険物取扱者試験は、国籍が日本以外でも受験し、免状を取得することができますか。

 危険物取扱者試験は、国籍に関係なく受験し、免状を取得することができます。
 ただし、問題文は日本語のみとなります。

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Q17小学生は危険物取扱者試験を受験することができますか。

 危険物取扱者試験は、受験制限はありませんので、どなたでも受験することができます。ただし、甲種危険物取扱者試験は、一定の受験資格が必要となりますので、受験資格をご確認ください。

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(試験日程について)

Q18試験日程を知りたい。また、毎年度の試験日程はいつ頃になれば分かりますか。

 当センターのホームページに各都道府県の試験日程等を掲示しています。
 危険物取扱者試験は、都道府県ごとに行われており、年度途中で試験日程等の変更もありますので、詳細は受験を予定している都道府県の当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)にお問い合わせください。
 また、毎年度の試験日程は、早ければ2月末にお知らせできる都道府県もありますので、詳細は上記センター各支部にお問い合わせください。

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(受験地について)

Q19居住地以外の都道府県でも受験はできますか。できるとすれば、どのような手続きが必要ですか。

 ご希望の都道府県で受験できます。ただし、受験申請は、受験を希望される都道府県の当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)に申請していただくことになります。

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(受験申請手続きについて)

Q20危険物取扱者試験の受験願書は、郵便で送ってもらえますか。

 受験願書は、郵便でもお送りできます。受験予定の都道府県の当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)に、切手を貼付し、送付先住所を記入した返信用封筒を同封してお申し込みください。詳細は、当該支部にお問い合わせください。

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Q21昨年度の受験願書の用紙を使用してもよいでしょうか。また、S県で入手した受験願書はT県でも使えますか。

 受験願書の様式は平成22年4月1日以降新しい様式に変更されていますので、変更後の様式(写真添付欄がないもの)であれば、受験願書は全国共通ですので、どの都道府県でも使用可能です。また、受験申請は受験を希望される都道府県の当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)に提出していただくことになります。

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Q22団体として、まとめて受験願書の提出及び受験料の支払いができますか。

 団体として、受験願書の提出及び受験料の支払いをまとめて行うことはできます。この場合、受験料の支払いについては、「郵便振替払込受付証明書」の払込者の住所・氏名は受験される方のうち、代表者のお名前を記載していただき、代表者の受験願書に添付してください。
 なお、電子申請による団体受験の申請については、電子申請に関するQ&A 8、団体受験の取り扱いについてをご覧ください。

Q23不合格となった。次回の受験申請時に前回提出した書類で代替できるものはありますか。

 甲種試験の「受験資格の証明」に限り、過去の試験の「受験票」又は「試験結果通知書」(資格判定コード欄に番号が印字されているものに限る(コピー可)。)を提出していただくことで代替できます。それ以外は、新たに作成した受験願書を提出していただきます。

(試験時間について)

Q24勤務の関係から午前しか休暇を取れません。試験時間(開始から終了まで)はどのようになっていますか。また、途中退室は可能ですか。

 試験科目の一部免除が無い場合の試験時間は、危険物取扱者試験の場合、甲種は2時間30分、乙種は2時間、丙種は1時間15分になります。
 途中退室は、試験開始から35分間はできませんが、それ以降は試験官の指示により途中退室が可能となります。
 また、試験開始時間につきましては、当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)にお問い合わせください。

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(試験問題について)

Q25貴センター発行の問題集や参考書を購入したいのですが、どこで購入できますか。また、受験対策として、講習を受けたいのですがどこで受けられますか。

 当センターは試験実施機関として、公平・公正な試験を実施するため、学習方法や参考図書の案内及び参考書、問題集の出版、販売並びに受験準備講習等は行っていません。

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Q26参考書を購入して勉強しましたが、参考書どおりに試験問題が出ませんでしたがどうしてですか。

  当センターは、試験実施機関として公平・公正な試験を実施するため、参考書の作成・販売には一切関与しておりません。
 従いまして、参考書の内容につきましては、出版している会社に直接お問い合わせくださいますようお願いいたします。

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Q27法令が改正された場合、試験問題は新しい法令で出題されるのですか。

 法令が改正された場合、法令の施行日以降に実施される試験については、原則として改正された内容で出題されます。

Q28試験問題で分からないところがあったので、教えてほしい。

 当センターは、受験者が危険物取扱者としての知識を有しているかどうかを判断する試験の実施機関であり、公平・公正な試験を実施するため、試験問題の内容については一切お答えしていませんので、ご了承ください。

(試験結果について)

Q29ホームページ上の合格発表と正式な発表との違いは何ですか。結果通知はサイトでの発表の何日後に届きますか。

 正式な合格発表は、法令に基づき合格者への「試験結果通知書」及び所定の場所への「合格した者の受験番号の公示」によって行われます。ホームページ上の合格発表は、受験者サービスとして行っているものです。
 試験結果通知書は、地域によって差異はありますが、発表から2~3日後にはお手元に届くようにしています。

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(受験上の配慮について)

Q30身体に障害があり配慮を希望する場合は、事前に連絡が必要ですか。

 身体の障害等により受験に際して必要な配慮(車椅子、補聴器等の使用など)を希望される場合は、受験申請をする前にご相談ください。なお、内容によっては、御希望に沿えない場合がありますので、あらかじめご承知おきください。

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