危険物取扱者試験

例題
乙種危険物取扱者試験

 「☆」は解答選択肢番号を示します。
例題中に使用した略号は、次のとおりです。

法令 ・・・・・・・ 消防法、危険物の規制に関する政令又は危険物の規制に関する規則
法 ・・・・・・・・・ 消防法
製造所等 ・・・ 製造所、貯蔵所又は取扱所
所有者等 ・・・ 所有者、管理者又は占有者

危険物に関する法令
各類共通
[例題1]  法令上、危険物保安監督者を定めなければならない製造所等について、
次のうち該当しないものはどれか。

1
 移動タンク貯蔵所
2
 屋外タンク貯蔵所
3
 給油取扱所
4
 ガソリンを貯蔵し又は取り扱う屋内貯蔵所
5
 製造所

[例題2]  法令上、危険物を貯蔵し、又は取り扱う建築物その他の工作物等の周囲
の空地について、次のうち誤っているものはどれか。

1
 地下タンク貯蔵所は、空地の保有を必要としない。
2
 屋内貯蔵所は、空地を保有しなければならない。
3
 屋内タンク貯蔵所は、空地の保有を必要としない。
4
 販売取扱所は、空地を保有しなければならない。
5
 屋外に設置する簡易タンク貯蔵所は、空地を保有しなければならない。

[例題3]  法令上、予防規程に定めなければならない事項として、該当しないものは
次のうちどれか。

1
 危険物の保安に関する記録に関すること。
2
 危険物の需要と供給状況に関すること。
3
 危険物の保安に係る作業に従事する者に対する保安教育に関すること。
4
 危険物保安監督者が、旅行、疾病その他の事故によってその職務を行うことができない場合に、その職務を代行する者に関すること。
5
 製造所等の位置、構造及び設備を明示した書類及び図面の整備に関すること。


基礎的な物理学及び基礎的な化学
各類共通
[例題1]  次のA~Eについて、化学変化と物理変化に分類した場合の組合せとし
て、正しいものはどれか。

A ドライアイスを放置しておくと昇華する。
B 鉄がさびて、ぼろぼろになる。
C 酸化第二銅を水素気流中で熱すると、金属銅が得られる。
D プロパンが燃焼して二酸化炭素と水になる。
E ニクロム線に電気を通じると発熱する。

 
 化学変化 物理変化
 
1
 A B D C E
 
2
 A D E B C
 
3
 A C E B D
4
 B C D A E
 
5
 B C E A D

[例題2]  自然発火を起こしやすい物質として、次のうち誤っているものはどれか。

1
 油を含んだウエス(ぼろきれ)
2
 天ぷらのあげかす
3
 紙
4
 ゴムの粉末
5
 石炭

[例題3]  蒸気圧と沸点に関する説明について、次のうち誤っているものはどれか。

1
 蒸気圧は物質にかかわらず、同一温度では同一の値を示す。
2
 液体を加熱すると、蒸発する分子が増え、蒸気圧は増大する。
3
 一般に、物質の沸点は蒸気圧が1気圧になったときの温度で示される。
4
 不揮発性物質を溶かした溶液の沸点は溶媒の沸点より高くなる。
5
 大気圧が低くなると、沸点は低くなる。


危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法
乙種第1類
[例題1]  塩素酸カリウムの貯蔵又は取扱いの方法として、次のうち誤っているものはどれか。

1
 摩擦や衝撃を避けて取り扱う。
2
 換気のよい冷所に貯蔵する。
3
 分解を促す薬品類との接触を避ける。
4
 保護液中に貯蔵する。
5
 熱源や酸化されやすい物質から隔離する。

[例題2]  二酸化鉛の性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1
 暗褐色の粉末である。
2
 水、アルコールには溶けない。
3
 日光に対しては、安定である。
4
 加熱により分解し、酸素を発生する。
5
 毒性が強い。


乙種第2類
[例題1]  第2類の危険物に共通する火災予防上の注意事項として、次のうち正しい
ものはどれか。

1
 貯蔵容器は必ず不燃材料で作ったものを用いる。
2
 すべて水中に貯蔵するか、又は水で湿らせた状態にしておく。
3
 高温の物質に接触しても安定しているが、直火に接すると危険である。
4
 第1類の危険物との接触は特に避ける。
5
 常に可燃性ガスを発生し、密閉しておくと高圧になるので、容器には必ず通気孔を設けておく。

[例題2]  硫黄の性状について、次のうち正しいものはどれか。

1
 水より軽い。
2
 水に溶けやすい。
3
 酸に溶け、硫酸を生成する。
4
 二硫化炭素に溶けやすい。
5
 空気中において、100℃で発火する。


乙種第3類
[例題1]  次の危険物のうち、水中に貯蔵するのが適切であるものはどれか。

1
 カリウム
2
 黄りん
3
 アルキルアルミニウム
4
 水素化ナトリウム
5
 炭化カルシウム

[例題2]  ナトリウムの火災の消火に使用してはならないものは、次のうちどれか。

1
 乾燥砂
2
 乾燥ソーダ灰
3
 塩化ナトリウムの乾燥粉末
4
 二酸化炭素
5
 りん酸ナトリウムの乾燥粉末


乙種第4類
[例題1]  次の危険物のうち、液体の比重が1より大きいものはどれか。

1
 アセトン
2
 トルエン
3
 二硫化炭素
4
 ガソリン
5
 灯油

[例題2]  液温を0℃にした危険物にマッチの炎を近づけたら1つだけ引火した。
その危険物は、次のうちどれか。

1
 ギヤー油
2
 大豆油
3
 クレオソート油
4
 重油
5
 ジエチルエーテル


乙種第5類
[例題1]  第5類の危険物の一般的性状について、次のうち正しいものはどれか。

1
 無機化合物である。
2
 酸化剤である。
3
 燃焼速度が大きい。また、加熱分解が速い。
4
 可燃性の固体である。
5
 酸化剤がないと爆発しない。

[例題2]  エチルメチルケトンパーオキサイドの性状等について、次のうち誤っているものはどれか。

1
 鎖状および環状の過酸化物の混合物である。
2
 高純度のものは非常に危険性が高い。
3
 市販品は可塑剤で希釈されている。
4
 水よりやや重い。
5
 熱や光に対しては安定であるが、ポリエチレンなどに接触すると自然分解するので危険である。


乙種第6類
[例題1]  第6類の危険物に係る適用可能な消火方法は、次のうちどれか。

1
 噴霧注水する。
2
 棒状の水を放射する。
3
 泡消火剤を放射する。
4
 パーライト(膨張真珠岩)で覆う。
5
 二酸化炭素消火剤を放射する。

[例題2]  過酸化水素の性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1
 鉄、銅またはその塩類に接触すると激しく分解することがある。
2
 熱、日光により、速やかに分解する。
3
 分解は発熱反応である。
4
 りん酸および尿酸は分解を促進する。
5
 水と任意の割合で混合するが、石油エーテル、ベンゼンには溶けない。